
鍼灸や漢方がWHOに伝統医学として認定されるみたいですね。
地位向上という意味においては、とても喜ばしい事ですね。
しかし、何かに認定されるということは、
変な縛りも増えるということで
その点では微妙です。
いずれ通る道ですが。
フランスのホメオパシー
フランスでは認知されているホメオパシーですが
実は縛りがありまして
物質がまだ入っている10倍希釈などの
低い希釈のレメディーしか使えないのです。
それ以上希釈すると物質が入っていないので
薬として認められないと。。。
それではホメオパシーではなく
ただの同種療法。。。
台無しですよね。
日本における鍼灸
本来東洋医学とは
気の流れや陰陽五行論をもとに体系化された学問です。
しかし現代日本においては
東洋医学とは到底言えないような
針やお灸を使って入るけれど、ただの刺激療法が
鍼灸東洋医学治療と名乗っているところがあります。
厳密に言うとそれは東洋医学的治療ではなく
ドライニードルテクニックという名前があります。
しかし鍼灸がより、一般的になってくると
分かりやすい考えの方が馴染みがいいので、
高い確率で混同されることでしょう。
東洋医学の真髄が忘れ去られないか心配になります。
フランスのホメオパシーのように。